大腸内視鏡検査〜当日〜
おはようございます。
朝ごはんです。
スポドリメチャクチャうめえ。糖分は正義。
体重計ったら2キロくらい痩せてたし、やっぱりダイエットには食事制限がいちばんですな。
かれこれ18時間なにも食べてないんですよ。租庸調を収めまくった先人の気持ちが少しわかりました。図らずも歴史のお勉強。
てなわけで横浜に着弾。今回は松島病院系列の松島クリニックです。対戦よろしくお願いします。
これから下剤飲みまくってなが〜い管をぶちこまれると思ったら吐き気する。もう吐くものなんもないけど。
受付をすませると前処置室に通され、まず着替えます。入院するときみたいなアレかな?と思ったら穴開きパンツを渡される。これね。
マジで恥ずかしい。だってケツ丸出しだぜ?
「羞恥心、羞恥心〜♪」
その上からビジネスホテルのパジャマみたいなやつを着ていよいよ拷問タイム。
合計1.8リットルの下剤と水を2時間かけて飲んでいきます。下剤はモビプレップってやつ。語呂悪いんでモビちゃんって呼びます。
↓参考画像
下剤って飲んだらすぐ出るイメージだったんだけど全然出ない。半分飲んでも1回しかトイレ行ってない。後から来たお兄さんなんて、もう5〜6回行ってるで。圧倒的劣等感。
飲んでも排出されないからメチャクチャ気持ち悪い。看護師さんにも心配された。たぶんCIAの拷問より身体に水分入ってるよ。しらんけど。
そんなこんなで使いもんにならない腸だけど、残り200mLくらいのとこで急にフィーバータイム。やばい。ダムが決壊したかのごとく出る。止まらん。
トイレに行ってはモビちゃんを飲む、この繰り返し。で、やっとのことで腸がキレイに。もう何のカスも残ってないです。
ちなみにこの段階になると、ただの無色透明な水が出てきます。例えるならお尻からお小水が出てる感じですね。マジで汚くてすまん。
ここまでで2時間。シャバではランチタイムだね。まだまだ釈放されなそう。
腸がキレイになったので検査室の階へ移動。ここで最終チェックをします。用を済ませたらナースコール。看護師さんが状態をチェックします。優等生なので一発合格でした。大学受験も一発合格したかったね(号泣)。
30分ほど待ちいよいよ検査。ストレッチャー(?)に乗せられます。人生初だからたのしい。
前処置室は比較的お年を召された看護師さん(最上級の丁寧語)がメインだったんだけど、こっちはすっごい若め。眼福の極み、ありがたいです…。
横になってしばらく待機せよとの命が下ります。可愛い看護師さんの言うことは絶対であります。とか思ってたら寝ちゃいました。
起こされて検査室へ。すごく明るい部屋でもはやワクワクします。
「鎮静剤の注射しますね〜」
なんも痛くない。もう注射1万回やられていいから今すぐこの病気治ってほしい。
腕が熱くなってぼや〜っとしてきます。徹夜翌日の昼飯後くらいの感じ。
いよいよブチ込まれます。
熱い!とにかく熱い!アツゥイ!
ガスを入れて腸を拡げてるっぽくて正直痛い。お腹破裂しちゃう〜。「オナラするみたいにガス抜きしていいよ」って言われたけど、可愛い看護師さんの前でそんなことできるわけないだろ!バカにすんな!(意味不明)
意外と早く終わりました。せいぜい5分?
30分ほど寝かされてドクターの話を聞きに行きます。このフェーズ、割と緊張する。
結果は異常なし。よかった〜!!って気が緩むと💩が漏れそうになる。あぶね。"勝って兜の緒を締めよ"ならぬ、"勝ってお尻を締めよ"ですね。今回ほんと汚いな。
着替えて会計をして解散です。しめて6520円。だからさ〜、イチイチ金取らないでよ!マジで保険大事。
シャバの空気うめェー!!!!!!
そういや、きょうは消化に良いものを食べるように言われました。でもおれは決めてるんだ…検査のあとは家系ラーメンを食うと……。
看護師さんごめんなさい。悪気はないんです。ただ自分に正直なだけなんです。
だって、往復1000円かけて横浜まで来て家系食べないって何かの法律に触れそうじゃない?それくらいギルティ。
法律遵守のスピリットで足が勝手に家系ラーメンに向かいます。
………ウンメェ。この世の食べ物か?ってくらい美味い。24時間絶食後ラーメン、大変オススメです。
食後とくに異常もなく、やはりラーメンは消化にいい食べ物だということがわかりました。うどん・おかゆ・ラーメンですね。
余談だし個人的な見解なんですが、ぼくは東京によくあるチェーン店の家系を家系だとは思ってません。あれを家系だと思ってる人は1回横浜で食べることをオススメします。家系原理主義者ですみません。
来週あたりまた通院して手術の日程を決めてきます。なるはやで切って欲しいね。
メチャクチャ汚い話になったので最後に浄化して終わります。
最近『君の膵臓をたべたい』がマイブームになってきました。アマプラで週に2~3回観てる。映画で初めて泣いた。心が洗われる。虚無とかどうでもよくなる。号泣ゾーンはラスト数十分だと思うんだけど、2回目以降は前半に詰めこまれた伏線で泣いちゃいます。
こういうのって原作と映画で細かいところが違ってると思うので文庫本も買いました。
ちなみにぼくの一番好きなシーンは電話で話すところ。
「桜はね、散ったふりして咲き続けてるんだって。
散ったように見せかけて、実はすぐ次の芽をつけて眠ってる。
散ってなんかいないの。みんなを驚かせようと隠れてるだけ。
そしてあったかい季節になったら、また一気に花開くの。サプラ~イズって。」
マジでクソどうでもいいな。失礼しました。お詫びに参考画像です。
ぼくは主人公と違って手術すれば絶対治ります。でも残された人生の重さは、それが長くても短くても若くても老いていてもみんな一緒。毎日に感謝して生きようと改めて思いました。朝目覚めるのってすごいことだよね。
さて、記事の浄化が終わったのでここまでにします。またなんかあったら書きますね。なんかなかったら今度はオススメラーメン5選でも書きます(麺以外も食え)。それでは。